老後に理想的なトイレとは、どんなトイレか…
皆さんは一般家庭とリハビリ病院のトイレの違いを知ってますか?
まず便座の位置が高くなっています。全国全てのリハビリ病院のトイレが高くなっているかはわかりませんが(私調べでは)リハビリしやすいように高くなっています。つまり立ったり座ったりしやすいように高めに作られたトイレが設置されているんです。
扉は開き戸でなく引き戸、これも大きなポイントです。人間は年とともにどうしても転倒のリスクが上がります。開き戸は少し後ろに引くような、下がるような動きになります。でも引き戸は後ろに下がるような動作がない分、転倒するリスクが下がります。
トイレの向きは90度が理想的。トイレは座るために180度回転する必要があるタイプが多いです。ですがその分、ぐるっと身体の向きを変えるため転倒のリスクが上がります。
広さもあります。介助者が入っても問題ない広さ。いつかは車椅子になるかもしれない。こんなトイレは一般家庭になかなかないです。車椅子は難しくても介助者が入れる広さはほしい。
他にも…
- 寝室とトイレを近くにする
- 手すりをどこに設置するか想像する(利き手によって変わってくる)
- 段差をなくす
- 掃除しやすい床材にする
など他にもまだまだあります。
「老後の理想の住まい」を考えるとき、トイレ問題は外せません。1日に何回も使用するし、使用回数も増えていくものです。
家のトイレはよくあるタイプのトイレです。もし、いつか家をリフォームすることがあったら…トイレは大切に考えたいです。


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