合格発表から入学式。そしていよいよ座学が始まる

看護学校奮闘記

大人になってから「学校に通いたいな」と思っている人や迷っている人。看護学校に興味のある方…

そんな方たちに伝えたいことは

学校で学ぶことは楽しい。そして学び以外にも得られるモノも大きい

ということ。子どもの頃は当たり前のように通っていた学校ですが、大人になると違った感動が待っています。

合格発表。そして入学式

某月某日。受験が終わったあとは仕事仕事であっという間でした。そしていよいよ合格発表の日。

さすがに学校へ向かう道を歩くときは緊張しました。ちょうど発表を見て帰るらしき親子もいて「あの子は合格したっぽいな。いいな…私も合格したら同級生になるんだよね…」などと内心考えながらすれ違います。

受験当日も思いましたが予想以上に若い子が多かったです。若い子は勉強余裕なんだろうな、なんて思っていました。ないものねだりですね。

張り出された合格者の番号たち…自分の受験番号がありました!周りの目を気にして声には出しませんでしたが内心は「きゃー!」と叫びたいくらい嬉しかったです。

受け付けで書類一式を受け取り帰路につきます。周りをゆっくり歩きながら「これから2年間、この街にお世話になるんだなぁ」としみじみ。

家族や知人にはひとまず先にLINEで報告して。それから職場には電話で報告しました。職場では電話の向こうで、とても喜んでくれているのが伝わってきます。泣きそうになりました。

そして入学式。書類の中には家族の参列について一文がありました。ですがそれは恥ずかしい。「この日に入学式に行ってくるね」とだけ伝えます。当日は1人で入学式に向かいました。

実習の頼もしい相棒と、長い付き合いになる友達となる人と出会う

教室では、すでに知り合い同士らしき人たちはグループになっていました。もちろん私はぼっちです。知り合いなんて1人もいません。

そして昔も今も最初に取るべき行動は同じです。とりあえず席の近い人たちに声をかけて挨拶をしました。同じように1人で来てきた数人とグループっぽい雰囲気になります。

その時の1人、一回り以上若い、快活な女性Aちゃんはこの先の実習における頼もしい相棒になりました。

今も友達として付き合いのあるBちゃんとは、この時まだ接点はありません。

この2人に出会えのは人生の宝物だと思っています。

若い子は10代、上は50代。色んな年代の学生がいます。普段の生活では関わらないような若い子たちとおしゃべりしたり、同年代の方たちと親しくなったり。経歴も様々です。このような多種多様な交流は大きな刺激になりました。

いよいよ座学。“真面目”という点には自信がある

私は記憶力がいいわけではありません。要領がいいタイプでもありません。

取り柄は“真面目”なこと。居眠りしている同級生もいましたが、私は真面目に授業を受けます。

学生時代は、いわゆる普通の真面目な学生でした。可もなく不可もなく、目立たない生徒。そこは大人になっても変わりません。プラス「授業を聞いてないと、“わからないところ”がどこなのか…それすらわからなくりそう!」という不安もありました。

それでも授業は楽しかったです。新しい知識が増えていくことも楽しかったですし、授業中の先生の雑談は現役医師ならでは。

勉強したい!と自発的に通っていた部分も関係します。やはり自分で決めて、自分でお金を払い、自分で勉強をすると真剣に取り組みます。

学校の教員からも「手のかからない真面目な生徒」と思われていたのでしょう。それが後々に

私を悩ませる評価になる

なんて思いもしませんでした。

 

教育訓練給付金について

私は“教育訓練給付金”という制度も利用しました。制度の詳細は厚生労働省のホームページにあります。

金銭面で受験を迷われている方は、一度どのような制度なのか調べてみることをおすすめします。

 

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