つらい気持ちから浮上するための“自分のトリセツ”

小さな習慣

突然ですが

“自分のトリセツ”って書いたことありますか?

今の自分の状態が健康だと思えるときに、自分のトリセツを書いてみませんか?

自分で自分を元気にするために。すぐに思い出せて実行できるよう“いたわり方のマイルール”は一度、形にしてみると実行しやすいです。

ただ「今はちょっと辛いな」ってときは、気持ちが少し回復してからがいいかもしれません。

“自分がどんな状態のとき、どんなもので癒されて、どうしたら元気が出るのか”

意外と自分のことって、わかっているようでわかってないこともあります。

自分の一番の味方は自分。

いつも頑張っている自分に、そっと寄り添うために。一つずつ書き出すところから始めます。

まずは色んなパターンを書いてみる

「私が元気を出したいときは、どんなときだろう…」

人によって違うと思います。ひたすら落ち込んだり、イライラしたり、1人で抱え込んだり、誰かに聞いてもらいたかったり…そんな自分の傾向を思い出してください。

  • 自己嫌悪に陥っているとき
  • 何かに対して凹んでいるとき
  • どうしようもなく涙が止まらないとき
  • やる気が出なくて気力がないとき
  • モヤモヤが止まらずに思考がぐるぐるするとき…

 

色々あると思います。それらを全て書き出します。

自分が好きなことを書き出してみる

次は自分が好きなこと、幸せを感じることを書き出します。

  • 大好きなコーヒーを飲む
  • 美味しいものを食べる
  • 家族との会話
  • 友達との笑い話
  • 自分の部屋でまったり過ごすこと
  • 動物の動画を見る
  • 軽く運動をする
  • 歌を歌う
  • ゆっくりお風呂に入る
  • ドライブする
  • ウィンドウショッピング…

どんどん書いてください。好きなことや幸せを感じることは比較的、書きやすいと思います。

書いたものを組み合わせていく

“元気を出したいとき”と“好きなもの、幸せを感じられるもの”を組み合わせてみます。

私の例え話になりますが「コーヒーが好き」と書いたけど、組み合わせるとなると少し違和感がありました。

「落ち込んだときも、イライラしたときも、無気力なときも…別にコーヒーを飲みたいと思わない」

これが答えでした。そして私にとってコーヒーは“日常のなかにある小さな幸せ”なんだと気付きました。

そうして“気力がないときは、部屋でまったり過ごす”“イライラした時は辛いものを食べる”など。元気を出したいシチュエーションと、自分の好きなものを組み合わていきます。

元気の素をそばに置く

自分が何で元気になれるか分かったら次のステップです。何かあったとき、それらを実行できるように準備していきます。

  • 辛いものならインスタントラーメンを予備に買っておく
  • ベッド用にリネンスプレーを準備して、より快適に過ごせるようにする

「イライラして辛いものを食べたい!」と思っても時間によっては外食出来なかったり、お店が閉まってたり…それでは元気になれません。

なのでいつでも「できる」状態にしておくことがベストです。

そのときに少しだけ贅沢をすることも良いですね。そして出し惜しみをしないこと。

お風呂タイムのために、ちょっと奮発した入浴剤を買い置きしておく。

いつでも部屋で快適に過ごせるようにシーツ類やカーテンにこだわる。

など。こうした事前の準備は後々の自分を助けてくれます。

そして元気を出したいときは

とことん自分を甘やかす

つもりでやること。じんわり、ゆっくり自分を抱きしめる感覚で。

自分のことを可視化するって自己理解を深めることになります。つらい時に少しでも浮上しやすくなるように。一度、“自分のトリセツ”を書いてみませんか。

 

 

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